小学校・商業施設を含む41818.81㎡の再開発でホットな「プラウドシティ日吉」。野村不動産が送る供給戸数1400戸を超える超大規模新築マンションです。2022年の下期に予定されている東急新横浜線の開通も待ち遠しいプラウドシティ日吉の間取りを紹介します。
出典：プラウドシティ日吉(https://www.proud-web.jp/mansion/pc-hiyoshi/)
それでは間取りの詳細について見ていきましょう。
立地 ★★★☆☆
日吉駅は東急東横線、東急目黒線、横浜グリーンラインの3路線を使えて東急東横線・目黒線のビッグターミナル（渋谷駅・目黒駅・横浜駅・武蔵小杉駅）についで便利な駅です。渋谷駅まで19分、横浜駅まで12分に加えて2022年開通の東急新横浜線が開通すると新横浜駅まで数分でアクセスが可能になります。
駅からの徒歩表示は9分です。ただしプラウドシティ日吉の敷地入り口から徒歩9分でレジデンス1の入り口から敷地の入り口までは徒歩3分なので徒歩12分です。また敷地の入り口から駅までは上り坂なので駅までは実質徒歩15分ぐらいかかるかもしれません。
とはいえ、日吉駅東口は慶應大学のキャンパスが広がっていますし、西口は商店街が広がっているのでそもそも新築マンションが駅近に供給されることが少ないエリアです。ですのでこの敷地の広さとリセールするときに徒歩9分（徒歩10分以内）と表記できることを考えれば十分な近さです。
生活利便性は、非常に高いです。60もの専門店が集う「アピタテラス横浜綱島」が徒歩7分、日吉駅直結の「東急日吉店」、2020年オープン予定のマンション敷地内複合商業施設と買い物に困ることはないでしょう。また、敷地内に小学校がオープンするのも子持ちの家族には嬉しい要素です。個人的全国回転寿司ランキング5位以内にはいる「銚子丸」が近くにあるのも羨ましい。
日吉駅が★3、駅徒歩が表記上徒歩10分以内、実質15分ということでギリギリ★3、生活利便性が★5なので立地の評価としては★3となります。
仕様 ★★★★★
マンションの仕様は素晴らしいの一言です。そもそも日吉駅の周りは20メートルの高さ制限がかかっているのですが、今回再開発ということで60メートルに高さが緩和されています。今後同じ緩和がなされることはないとはいいきれないもの将来にわたって地域最高層となることになるでしょう。
お部屋の方もほぼアウトフレームされた間取り、クランクインした廊下、充実した収納(玄関前にトランクルームまであります)とリビングインの洗面浴室をのぞいて満足のいく仕上がりです。リビングの入り口付近の実質廊下部分を考えるとリビング11.8畳は思ったよりすこし狭いです。ですが洋室3の引き戸をあけてリビング16.5畳の広々空間として使用することができます。さらには奥行きのある広めのバルコニー加えて後述する2.4mのハイサッシで相当な開放感を得ることができるでしょう。
プラウドシティ日吉の間取りで何より素晴らしいのは「Sulatto3（スラット3）」と「ミライフル」の採用です。Sulatto3の採用で板状マンション（タワーマンションでないマンション）で非常に珍しい免震構造と、2.4メートルもののハイサッシが実現されています。またミライフルの採用で水回りの自由な設計が可能になっています。両方の技術とも採用されることがなかなかないので今後もかなりの希少性となることでしょう。
仕様は、建物自体の高さなどの仕様が★5、間取りが★4（リビングインの洗面浴室がマイナス★1）、マンションの構造（免震など）が★5ということで、★5の評価となります。
総合評価 ★★★★☆
若干の問題はあるものの立地は★3、仕様が★5と、価格はジェイグランディア日吉との比較で★4ということで、総合評価は★4。非常にオススメしやすいマンションです。近くに住んでいたら是非買いたい…
※扉絵の画像は Ⓒ Hykw-a4 2005 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tokyu_hiyoshi_station_keio_university_side.jpg?uselang=ja を改変した画像です。
