ついに販売開始!今世紀最大級大規模開発 HARUMI FLAGのお値段は?

ついに販売開始!今世紀最大級大規模開発 HARUMI FLAGのお値段は?

選手村跡地の晴海に誕生する今世紀最大級の大規模開発 HARUMI FLAG。18ヘクタールの敷地に三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産をはじめ10社もの大手デベロッパーが終結し4000戸を超える新築マンションを供給します。

そんな HARUMI FLAG の中で、三井不動産レジデンシャルが開発を担当するパークビレッジの間取りを紹介します。

出典:HARUMI FLAG(https://www.31sumai.com/mfr/X1604/#!)

こちらの間取りは HARUMI FLAG 南に位置するパークビレッジA棟 86平米3LDKの間取りです。気になるこの間取り3階のお値段は…?

パークビレッジ A棟 3階 3LDK 86㎡ のお値段は?

販売開始前にはもっと安い坪単価で供給されるのでは?と噂されていました。選手村跡地ということでかなりの安値でデベロッパー各社が土地を仕入れていたのに加えて、 80平米を超える間取りが中心の HARUMI FLAG で、販売価格が高くなりすぎることを気にして、 デベロッパー各社が坪単価を抑えにいくだろうと予測されていたからです。

不動産は1,2に立地,3,4がなくて5に立地というぐらい資産価値の多くを立地が占めます。 駅力弱めな勝どき駅最寄り徒歩21分に加えて、中央区とはいえ都心とはお世辞にもいえない場所です。 そこに、この金額・坪単価を支払うのかといった点はかなり不安です。 (この間取りは HARUMI FLAG の中でもかなりの坪単価の高い間取りで 3LDK で5900万円台のお部屋も存在します。)

ただし、2022年にはHARUMI FLAG内のモビリティステーションから、 新橋まで約10分強で結ぶまで環状2号線を通る東京都の新交通システム(BRT)が開通するので、 この不安要素もある程度は解消される見込みです。 とはいえ、所詮はむっちゃすごいバスといった程度で本当にどうなるかも蓋を あけてみなければわからないといった状態です。

一方で、各社威信をかけて開発しているだけあって、 昨今の新築マンション事情を鑑みるとマンションそのものの仕様は相当なものになっています。 この部屋の間取りでも、バルコニー側はもちろん、廊下側も完全にアウトフレームされています。 また近年高級マンションでもあまりみかけなくなったしっかりしたアルコープに、 プライバシーに配慮したクランクインした廊下と、住まう人のことをきちんと考えたつくりになっています。 収納も86平米なりに充実しています。

一般的には、立地というマイナスポイントはどんなプラスポイントがあっても覆されることはないのですが HARUMI FLAG の場合はプラスとまではいかなくともとんとんぐらいになるかもしれないというのが個人的な感想です。 今後新築マンションが供給されることがあったとしても、そのマンションの仕様HARUMI FLAGレベルに充実したものに なるとは考えにくく、十分な優位性になります。新築マンション用の土地は、インバウンド需要の高まりの中で ホテル業などと競合し安値で仕入れることはできなくなっていて、さらに人手不足は簡単に解消されることもなく、 デベロッパー各社が新築マンション販売で利益を上げようと思えばどうしても仕様を落とさざるを得ないからです。

なので立地にこだわらず(リセールバリューを気にせず)気に入ったので 買うといった方にはおすすめできるマンションだと思います。

最後に注意点を1つ。このマンションに実際に入居できるのは3年後以上後の2023年以降となるので金利の動向に注意することが必要です。 住宅ローンの適用金利は契約時点ではなく、引き渡し時の金利がが適用されます。 ですので、2023年に予想外の高金利になったときを考慮して頭金、支払い等の計画をたてておくことが重要です。

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